保育園見学をする際の予約方法について不安を感じることはありませんか?
なんて言ったら良いの?先生方が忙しくない最適な時間帯は何時なの?と不安に思ってなかなか一歩踏み出せない方も多いかと思います。
そこで今回は、保育園見学の予約時に役立つ電話のかけ方や会話のポイント、電話をするのに最適な時期や時間帯をご紹介します。
適切な準備とマナーを身につけて、スムーズな予約ができると良いですね。
【会話例】保育園見学の予約電話はなんて言う?
保育園見学の予約をする際には、適切な電話のかけ方を知っておくことが重要です。
ここでは、実際に保育園に見学の予約をするために電話する際の会話例を紹介します。
この例を参考にすると、必要な情報を的確に伝え、円滑に見学の予約をすることができます。

保育園「はい、〇〇保育園です。」

保護者「お忙しいところすみません。来年度の◯歳児クラスの入園を考えている〇〇と申します。保育園の見学をさせていただきたいのですが、ご担当者様はいらっしゃいますでしょうか?」

保育園「はい、大丈夫ですよ。少々お待ちいただけますか?」
担当者に代わったら↓

保護者「〇歳の子なのですが、来年度の4月入園を考えており、見学させていただきたいのですが、可能でしょうか?」

保育園「はい、見学は可能です。ご希望の日時を教えていただけますか?」

保護者「可能であれば、◯日の10時はいかがでしょうか?」

保育園「その日時であれば、大丈夫です。見学の際に何か聞きたいことはありますか?」

保護者「はい、質問したいことがいくつかあります。」
このように、見学の日程が決まった後、保育園から見学に関する詳細な説明を受けることができます。
また、電話の際に園長先生や担当者が不在であれば、適切な時間に折り返しの連絡をするように確認しましょう。
保育園見学予約電話の準備
保活期間中に保育園の見学予約を電話で行う際、いくつかの重要なポイントがあります。
ここでは、電話をかける前に知っておくべきことを紹介します。
適切なタイミングと事前の準備をすることで、スムーズに見学予約が可能です。
電話をかける最適な時間帯
保育園は特定の時間帯に忙しいことが多く、電話をかける適切な時間帯を把握することが大切です。
一般的には、下記の時間が比較的対応しやすい時間帯とされています。
- 9時過ぎ〜11時
- 13時〜15時
子どもの送迎時間や食事の時間を避けることで、保育園側も落ち着いて対応できます。
見学希望日の事前検討
見学の予約をする際には、「いつご覧になりたいですか?」という質問が来ることがあります。
事前に見学希望日を考えておくことで、迅速かつスムーズに日程調整が可能になります。
保育園側は子どもたちの日常の活動を見せたいと考えているため、午前中の見学を提案することが多いです。
そのため、午前中の都合がつく日をいくつか考えておくと良いでしょう。
保育園見学の最適な時期と時間
保育園見学の最適な時期と時間は以下の通りです。
- 時期:7月〜8月(お盆、土曜日以外)
- 時間:朝10時頃
4月入園の申込み開始時期は自治体によって異なりますが、一般的には11月から12月頃です。
そのため、10月から11月にかけては保育園の見学が混雑しがちです。
私の経験では、10月は見学枠が満席で、すぐに予約が取れないことが多かったですし、大人数でまとめて説明が行われることもありました。
しかし、7月から8月は見学者が少なく、個別対応を受けやすいことが多いです。
質問をじっくり行いたい場合は、夏から早めの時期に見学することをおすすめします。
また、お盆期間や土曜日は、園児の数が少なく合同保育が実施されたり、通常とは異なる対応がされることがあります。
そのため、普段の園の様子を見るには不向きで、これらの時期の見学は避けた方が良いとされています。
さらに、平日の午前10時頃の見学は、園児たちが遊んでいる様子や、先生との交流を見ることができるので、特に推奨されています。
保育園見学予約に適さない時期
保育園見学の予約をする際、避けた方がよい時期についても知っておくことが有効です。
年度始めの時期(4月〜5月初旬)
新学期が始まる4月から5月初旬は、子どもたちが新しいクラスや担任に慣れる時期であり、保育園全体が落ち着かないことが多いです。
この時期に見学を行うと、普段の園の雰囲気を把握しにくいことがあります。
年度末の2月から3月
保育園の新学年に向けた準備が最も忙しい2月から3月は、新規入園の手続きや保護者対応で保育園スタッフが多忙になります。
この時期は、十分な時間を割いて見学に対応するのが難しいため、見学希望者は質問事項を事前に整理し、効率的な見学を心がけることが望ましいです。
3月は特に卒園式や新学年の準備で忙しくなります。
この時期は、園長先生や主任保育士が卒園式の練習などに関わるため、見学の日程や時間に制限があることがあります。
お盆、土曜日の見学
平日に見学が難しい家庭の場合、土曜日を選択することもあります。
ただし、お盆や土曜日は通常の保育とは異なり、合同保育を行うことが多く、普段の園の様子を把握するのが難しい場合があります。
行事の前日や当日
大規模な行事の前日や当日は、保育園スタッフが行事の準備に忙しくなります。
このため、通常の保育の様子を見るのが難しいことがありますが、行事の練習風景などを通じて、保育園の異なる一面や保育方針を理解する機会になることもあります。
保育園見学予約のための電話対応のポイント
保育園見学を予約する際の電話対応には、事前準備が不可欠です。
ここでは、見学予約の電話をする際の重要な注意点や効果的なコミュニケーション方法についてご紹介します。
電話対応時のメモの活用
電話での対応は緊張しやすいものです。スムーズなコミュニケーションのためには、事前にメモを準備しておくと良いでしょう。
メモには、下記の内容を記入しておくと便利です。
- お子様の生年月日
- ご自宅の住所
- 連絡が取りやすい電話番号
- 希望する見学日
- 事前に確認したい質問内容
保育園からの回答や担当者の名前を記録するために、メモ帳や筆記用具を手元に置いておくと、後での確認作業が容易になります。
また、見学希望日を記載したスケジュール帳や、検討中の日程をリストアップした書類を用意しておくと、日程調整がスムーズに行えます。
保育園から提案される日程に柔軟に対応できるよう準備をしておくことが望ましいです。
さらに、電話で確認したい事項を優先順位に従ってリストアップしておくと、冷静に問い合わせが行えます。
保育園見学の予約時に確認するべき事項
保活期間中に保育園見学の予約をする際には、見学当日の詳細を事前に確認することが大切です。
ここでは、見学予約時にチェックすべき事項や、問い合わせ時の例文をご紹介します。
見学時の入園申込みの準備
年度途中の入園を考慮している場合、保育園見学時には入園申込みの可能性もあります。
見学する保育園に対して、事前に入園申込みに必要な書類や持ち物について確認しておくことが重要です。
特に、空き状況を知ることで、必要な準備をしておくことが入園申込みをスムーズに進めるために役立ちます。
希望クラスの募集状況の確認
電話で保育園に問い合わせる際、希望するクラスの募集状況を確認することは不可欠です。
募集がない場合、見学をしても無駄足になってしまうかもしれません。
また、募集がある場合でも、希望入園月を伝えることで、保育園からより具体的な情報を得ることができます。
見学時の同伴者数の確認
保育園見学を家族や他の人と行う場合、あらかじめ同伴者数を確認しておくことが重要です。
保育園は時に複数の家族を同時に対応するため、予期せぬ人数が訪れると対応が困難になる可能性があります。
見学を予約する際に、同伴する人数を正確に伝え、それが許容されるか事前に確認しましょう。
保育園によっては子どもの同伴を避けたり、保護者1名のみの参加を求められることもあります。
駐車場や駐輪場の確認
保育園のホームページでは駐車場や駐輪場の情報が明記されていないことがあります。
徒歩以外で訪れる場合、駐車場や駐輪場の有無を事前に確認することが大切です。
保育園によっては、駐車場が分かりにくい場合もあるため、どこに駐車可能か詳細を事前に尋ねておくと、訪問当日にスムーズに駐車できます。
保育園見学にかかる時間
保育園の見学にかかる時間は以下の通りです。
保育園見学の方法は園によって異なりますが、資料に基づいた説明の後に施設を見学するパターンや、施設を見学しながら随時説明を受けるパターンなどがあります。
資料がない場合は、こちらから質問を積極的に行う必要があるため、所要時間は保育園によって異なります。一般的には、約20分から1時間程度が目安です。
このくらいの時間は空けておいて予定を詰め込みすぎないようにしましょう。
また保育園見学の際に何を質問したら良いか悩みませんか?
まとめ
保育園見学の予約の電話の仕方や電話をかけるのに最適な時間帯は何時なのかについてご紹介しました。
私自身も保活を経験していて、園見学の電話の際、なんて言ったらいいか悩んで緊張した覚えがあります。
この記事が同じように悩まれている親御さんのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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